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2015-12-26 (Sat) 05:50
歌野晶午 「葉桜の季節に君を想うということ」 を読了。


私は学生の頃からミステリが好きである。
好きだ!と思った作品は、
何十回でも再読する。
ただ、いつも読む作家が決まってて
ミステリ好きと言って良いのかどうか憚られる程
守備範囲が狭い。
加えて身近にミステリ好きが皆無な為
語り合える人もおらず
オススメ本を聞く事もままならない。
そういう状態で20数年を過ごしてきたのであるが

突然、
そんなときこんなときインターネット!
と、思いつき検索した結果(←遅
「このミステリがすごい!」に行き当たった。
2004年度の1位になったらしく
どなたかが書いた紹介文で
伏線の回収が美しいという一文に非常に惹かれ、
タイトルの美しさにも惹かれ購入に至った本。

歌野晶午氏は初めて聞くお名前ではあったが
ミステリは予備知識無しに読みたいので
他の方のレビューなどは一切参考にしなかったのだけれど
読了後検索してみると、
好き嫌いがキッパリ分かれる作品のようである。

ネタバレにならないように感想を書こうとすると
たいしたことが書けないんだけど。

推薦文通り、「衝撃」を受けた。
ラストは、ぽかーんと放心してしまうほど
完璧に騙された。
いっそ清々しい程に騙されたのである。
騙されたと知ってから読み返せば、
くそー確かに!!
あれもこれも、嘘はついてない!!
完敗だ!!
と恐れ入った。

にもかかわらず
私はこの作品はあまり好きになれなかった。
再読する事はないように思う。
理由は多分に、主人公に魅力を感じられなかった為と思われる。
決してダメ人間というわけではないし
自分の人生を懸命に生きている男である事に
疑いはないのだが
どうもいけ好かない。
これはもう好みとしか言いようがない。

それから、
私の思う「伏線の回収が美しい」とは程遠かった
というのがひとつ。
そして何より、
私がタイトルから想像したおおまかなイメージと
実際の本の内容との隔たりが強烈だった。

しかしながら、
騙された感は半端なく凄かったし
読み進めていくうちに
グングン引き込まれたのは確か。

まだ未読の方は
どう騙されるのか楽しみに読んでみるのもアリかも。




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