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2008-01-29 (Tue) 00:56
忘られぬ死という本を読みました。
08-01-29忘られぬ死アガサ・クリスティーの
<ノン・シリーズ>といわれるものです。
ノン・シリーズとは、
名探偵ポアロやミスマープルの
有名な探偵役が登場しない作品の事です。
ノン・シリーズで最も有名なのは
「そして誰もいなくなった」でしょうか。

ライン 鉛筆
 ~あらすじ~
   その優雅さと別世界にいるような美貌とで
   男を一瞬で虜にしてしまうローズマリー。
   彼女が自分の誕生パーティで突然毒をあおって世を去ってから
   やがて1年を迎えようとしていた。
   そんな折、彼女を回想する6人の男女たちが
   それぞれの思いを複雑に絡みあわせ
   1年前と同じ日、同じ場所に、再び集う事に・・・。
   誰もが忘れたい、忘れられない1日に
   新たな悲劇の幕が上がってしまう!
ライン 鉛筆


複雑な人間関係と巧みなプロット、鮮やかなトリックが冴える中期の秀作。
と文庫本の裏に載っています。
確かに、秀作です。
6人の男女の回想も、実に巧みで引き込まれていきますし
全体の構成もまさに愛憎劇という感じで
男女の恋愛感情が主題にされていて、
ミステリー要素がなくても十分に楽しめます。
クリスティーらしいラストも心地よく堪能できますし、
胸を張っておすすめ出来る1冊だと思います。
が。
敢えてえらそうな事を言わせてもらえれば
犯人の動機がいまいちぴんとこない感じでした。
確かに、犯人を指し示す伏線はいくつも張られていて
巧いと言わざるを得ないのですが
動機面は、思わず納得!という力強いものではないような・・・。
 

でも、個人的には好きな本です。
一人一人の人物像が、とてもはっきりと確立されていて
頭の中に映像が浮かぶようでしたし、
特に、女性陣がとてもよく描写されているように感じました。
どの女性にも、違和感なく感情移入が出来て、
どんどん読み進めていけます。


読者的には、どちらかというと、
女性の方が感情移入出来る点が多いような気がしますが
男性にも是非読んでもらいたいと思います。


時間をあけて、もう一度読み返したい1冊ですね。 




 尚、ここに載せたあらすじは、
 本を読んだ後に私が勝手にまとめた文章です。

 よく、本の裏にあらすじが載っているものがありますが
 それを転記したものではありませんのでご了承下さい。








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